BIOSHOCKクリア!

ついにBIOSHOCKをクリアしました。(PS3
せっかくなので感想等。
ネタバレに備え隠しておきます。




●エンディングを迎えて
エンディングは30秒ほどでしたが、とても染みる、いいエンディングでした。
冗長に絵を見せるより、すっきりしてよかったかなと。
心境の変化としては、当初悪役だと思っていたアンドリュー・ライアンと言う、海底都市ラプチャーの支配者について、かなり印象が変わりました。
信念を持って自分の道を進んでいたんだなあと。
逆にフォンテインがとても小物に見えてしまいました。
恐縮だね!
ぶっちゃけ、このゲームは日本では余り売れなかったらしいですが、断然オススメの一本です。
また、FPS初心者である僕(昔PCでアンリアルをちょっと触っただけ)が、死にまくった物の普通にNormalをクリアできるくらいだったので、FPS入門としてもいいと思いました。
ゲーム中に死んでしまっても、HPがある程度回復した状態で特にペナルティなしでヴィタチャンバーから何度でも復活できますし。


●よかった点
・雰囲気がレトロですごくいい 舞台が60年代だそうで、BGMとして流れている曲等も当時の様相を呈しています。
・水の表現が美しい なんでも、専門家を雇って作ったらしいです。ものすごく自然かつ美しい、水の表現はぜひ一度見ていただきたい。
・グラフィックが素晴らしい 普段グラフィックはどうでもいいと思ってるんですが、このBIOSHOCKはかなり感動させてもらいました。おかしくなった敵、綺麗な庭園、崩壊しつつある街並みなど、ゲームを盛り上げるのに一役買っています。
・サイコな敵 敵はスプライサーと呼ばれる、自分を改造してイっちゃった感じの連中です。吹き替えのレベルも高く、実にいい感じ。役者も上手な人ばかりです。
・新たに登場する敵の見せ方がうまい スパイダースプライサー/フーディーニスプライサーの初回登場時の演出はよく出来てました。ホラー風味w
・ヴィタチャンバー 無限復活装置。
・難易度が低い 難しくはないです。最悪、弾が切れてもレンチでバンザイ特攻やってれば何とかなります。
・ストーリーで突き放していない きちんとメッセージを手に入れながらゲームを進めていけば大方のストーリーが分かります。ユーザーを置いてきぼりにするストーリー重視ゲームが多い中、とても好印象です。
・おもちゃ箱的要素 先に進めば進むほど、新しい能力や武器が手に入ります。手に入れたおもちゃはすぐその辺を歩いている敵にぶつけて遊べます。おもちゃ箱をひっくり返したような感じですね。
・リトルシスター護衛ミッション ラスト手前の、リトルシスターを護衛するミッションが熱い。死なせてしまうとかなり凹むんですけどね・・・。僕は二人、喪ってしまいました。


●不満点
・中盤から後半にダレる 同じ事の繰り返し。機械を見つけたらハッキング、リトルシスターを連れているビッグダディを見つけたら攻撃。襲われる前に敵を見つけたら倒す。アイテムを買う、回復する、マップを探索する。大体この繰り返し。新鮮味にかけます。敵の種類も少ないですし。
・所持できる数が全体的に少ない お金は500、弾丸も持てる数がかなり少なく、拾い切れません。その割に、本格的に使うとすぐ弾が切れます。グレネードとか12個しかもてないし。
・UIが使い難い 武器やプラスミドの並びを変更できないとか、武器を使うにしろプラスミドを使うにしろ、ボタンを一度押して構えないと攻撃できないとか、結構使い辛い。弾種交換に十字キーとかもね。
・ボタン配置が使い難い △でジャンプとか、×で探索とか、R2L2で攻撃とプラスミド使用とか、配置が独特すぎます。また、変更が出来ません。
・地図がわかり難い 無理やり平面図にしているので、高低さとか道のつながりがわかり難いです。また、ミニマップ的なマーカーもないので道に迷います。


などなど。
2年前のゲームですし、操作周りで古さを感じますが、ゲームは現行に負けておらず、色褪せてません。
僕的に、この世界観は大好きです。
今はベストプライス版が出ているので、気軽に試せますしDLCが半額の500円で配布されています。
興味をもたれた方はぜひお試しください。